【開催報告】北海道大学グローバルファシリティセンター機器分析受託部門と連携して技術研修を行いました（2022年11月14日～16日）

令和4年11月14日（月）～16日（水）に、北海道大学グローバルファシリティセンターと連携した技術研修が実施されました。北海道大学と名古屋大学は、平成28年度から技術職員のスキル向上のための技術職員交流を行ってきましたが、「コアファシリティ構築支援プログラム」を契機として、プログラム採択機関である北海道大学グローバルファシリティセンターと東海国立大学機構統括技術センター間の連携に発展させたものです。

統括技術センターからは、CFAとコアファシリティ重点運用機器を担当する技術職員がグローバルファシリティセンターを訪問しました。機器分析受託部門長　岡 征子 様、副部門長　廣瀬 知弘 様をはじめ関係者の皆さまとコアファシリティや共用設備・機器の管理についてディスカッションを行うと共に、センターが保有するオープンファシリティを見学させていただきました。また、岡 部門長、広瀬 副部門長から機器分析受託部門が蓄積した経験に基づいた優れた受託分析のプロセスや、同部門が得意とする質量分析の手法・手技等についてご教授いただきました。

コアファシリティには高度な設備・機器が必要であることは言うまでもありませんが、それらを誰もが使える教育・研究環境として適正に維持・管理・発展させていくためには、コアファシリティを技術で支える優れた技術職員の育成もまた、必要不可欠です。統括技術センターは今後もコアファシリティ採択機関を含む様々な組織と連携し、優れた技術職員の人材育成に努めます。