【開催報告】「名古屋大学・中部大学技術交流会」(2022年8月26日)

【開催報告】「名古屋大学・中部大学技術交流会」(2022年8月26日)

 令和4年8月26日(金)14~17時名古屋大学工学部実験実習工場にて、中部大学教育技術部との技術交流会としてガラス加工実習を行いました。担当スタッフとして森木義隆 技師、川崎竜馬 副技師の両名が指導にあたりました。今回の実習テーマはコロナにも配慮し、「ゴム止め」の作製としました。中部大学技術職員4名が、ガラス管の先にリング状の凹凸をつけ、接続したゴム管が外れにくい形状を作る加工を通して、ガラス管の切断、引き伸ばし、芯出しといった基本的な技法を体験しました。受講者は皆ガラス加工初体験であり、最初はなかなか作業が上手くいきませんでしたが、二時間の実習の中で、徐々にコツをつかみ積極的に実技に取組んでいました。

 参加者から要望があったガラス製の温度計保護管(サーミスタ保護管)製作にもチャレンジしました。参加者は皆、練習の甲斐あって、上手にガラス管を加工して保護管を作り上げることができました。最後にガラス加工室の見学とガラス加工機器や技術についての説明を受け、本実習は終了となりました。

 今回の技術交流にご参加くださった中部大学技術職員の皆様、お疲れさまでした!

 記事:名古屋大学全学技術センター装置開発技術支援室 技師 森木義隆 

【問い合わせ先】

 国立大学法人 東海国立大学 統括技術センター
 CFA(高度専門技術,生物・生体担当)中西 華代,CFA補佐 松浦 彩夏
 cfa[at]tech.thers.ac.jp ※[at]を@に変えてご使用ください