ガスクロマトグラフ飛行時間型質量分析計
装置の構成
試料導入
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オートサンプラー
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導入年度
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2022年
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メーカー
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HTA S.R.L. (BS, Italy)
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型式
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2850T: All-in-one GC Autosampler
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モード
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液体注入(Liquid)
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最大試料数 121本(2 mLバイアル)
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シリンジ容量 10 µL
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ヘッドスペース(HS)
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最大試料数 42本(6, 10, 20 mLバイアル)
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試料加熱 40~170℃
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試料振蕩 旋回方式(orbital)
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シリンジ容量 2.5 mL
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シリンジ温度 40~150℃
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シリンジ洗浄 N2によるフラッシング
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自動固相マイクロ抽出(SPME)
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最大試料数 42本(6, 10, 20 mLバイアル)
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試料加熱 40~170℃
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試料振蕩 旋回方式(orbital)
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抽出方式 気相抽出/浸漬抽出
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ファイバー 10 mm, 20 mm, sealed tip
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洗浄方法 210~300℃加熱(N2気流下)
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分離装置
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ガスクロマトグラフ
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導入年度
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2021年
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メーカー
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Agilent Technologies, Inc. (CA, USA)
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型式
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8890 GC System
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性能
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キャリアガス ヘリウム
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最大昇温速度 120℃/min
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設定温度範囲 室温 + 4℃~最大450℃
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冷却速度 4 minで450℃から50℃(室温 22℃)
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標準圧力制御 0.001 psi
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検出器
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飛行時間型質量分析計
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導入年度
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2021年
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メーカー
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日本電子株式会社
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型式
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JMS-T2000GC "AccuTOF™ GC-Alpha"
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性能
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測定質量範囲
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m/z = 4 ~ 6,000
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最高分解能
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30,000 FWHM
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質量精度
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≦ 1 ppm (内部標準)
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試料導入
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直接導入,GC
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イオン化法
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EI, FI, FD
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スキャン速度
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50 Hz
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検出感度
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標準EIイオン源
OFN 1 pg (S/N ≧ 300) EI/FI共用イオン源 OFN 10 pg (S/N ≧ 40) |
測定
機器の直接利用及び依頼測定に対応
データ解析(利用可能なソフトウェア)
ソフトウェア名
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概要
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msAxel
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質量分析計の制御及びデータ解析ソフトウェア
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Escrime
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多成分定量解析用ソフトウェア
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msFineAnalysis
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統合定性解析ソフトウェア(EI法によるフラグメントイオンデータベース検索 & FI法による分子イオン検出)
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本機器で測定されたデータを解析するための解析ソフトウェア利用はすべて無償です。
本機器の利用と無関係なデータ解析ソフトウェアのみのご利用には、利用料金を申し受けます。
利用可能なカラム
測定室に備えていないカラムを使用した測定をご希望の場合は、ご依頼者様ご自身でカラムを準備し、担当者にお渡しください。
測定室に備えたカラムを著しく汚染または消耗する、若しくはカラムを破損する恐れのある成分を含む試料や測定条件での測定をご希望される場合は、別途カラム料金を申し受ける場合があります。
測定事例
利用料金(直接利用)
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特定部局料金 ¥1,000 / hour
東海国立大学機構内の特定部局を対象とした料金です。
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機構内料金 ¥1,400 / hour
東海国立大学機構内の組織(岐阜大学・名古屋大学)を対象とした料金です。
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機構外料金(非営利) ¥10,000 / hour
東海国立大学機構外の教育・研究機関(大学・高専等)や公的試験研究機関等を対象とした利用料金です。
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機構外料金(営利) ¥12,900 / hour
民間企業等を対象とした利用料金です。
※法令上の非営利組織(社団法人・財団法人等)でも、教育・研究機関や公的試験研究機関等に該当しない場合はこの料金が適用されます。
利用料金(測定代行)
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特定部局料金 ¥1,500 / hour
東海国立大学機構内の特定部局を対象とした料金です。
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機構内料金 ¥2,600 / hour
東海国立大学機構内の組織(岐阜大学・名古屋大学)を対象とした料金です。
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機構外料金(非営利) ¥20,000 + 技術料 / hour
東海国立大学機構外の教育・研究機関(大学・高専等)や公的試験研究機関等を対象とした利用料金です。
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機構外料金(営利) ¥22,900 + 技術料 / hour
民間企業等を対象とした利用料金です。
※法令上の非営利組織(社団法人・財団法人等)でも、教育・研究機関や公的試験研究機関等に該当しない場合はこの料金が適用されます。
サンプル測定の条件等に応じて測定に要するコスト(機器稼働時間・溶媒等の消耗品使用量)が変わるため、1サンプルごとの測定料金ではなく、1時間ごとの測定料金を設定しています。ご利用の際は、以下の「利用方式」に基づいた料金の見積をお出しいたします。
依頼測定の利用について
通常利用(測定代行)
測定条件
液体クロマトグラフの分離条件(測定に使用するカラム・溶媒・グラジエント・サンプル導入量等)と、質量分析装置の測定条件(測定質量範囲・MS/MS条件等)を詳細にご指定いただき、その条件に基づいて測定を行います。
データ解析
データの解析は、全て利用者様で行っていただきます。(濃度測定依頼を除く) 担当スタッフによるデータ解析を希望される場合は、別途料金を申し受けます。
有償トライアル測定
測定が困難若しくは測定事例が少ない試料の場合は、試料の測定可否を判断するトライアル測定を実施します。発注いただく場合やトライアル測定のデータをご利用になる場合は、トライアル測定のコストを見積に含めさせていただきます。
謝辞記載
得られた結果を論文・紀要等に掲載する際は、謝辞に記載いただくようにお願いします。謝辞例文はこちらをご参照ください。
データ異常時の対応
サンプルの成分に起因しない機器のトラブルやサンプルの取扱いの誤りによって必要な測定ができなかった場合、無償で再測定いたします。それらの不備が無い場合は、測定の成否に関わらず料金をお支払いいただきます。
課題解決・共同研究型利用
試料調製条件・測定条件・データ解析等
測定を検討されている試料のご依頼いただいた試料の前処理方法(抽出・精製等)や、最適な測定条件について、トライアル測定等を行い利用者様と担当スタッフがディスカッションをしながら、共同で文献調査、データ解析、論文の実験項執筆等を行う形式の利用です。
トライアル測定・測定条件検討
トライアル測定に加え、最適な測定条件を探索するための条件検討を無償若しくは割引料金で実施します。
測定前後のサポート
測定が成功する、若しくは、より最適な委託先をご紹介する等、可能な限り実験が一段落するまで研究支援します。
謝辞記載・authorship検討
謝辞記載に加え、貢献度に応じて、共同研究を担当したスタッフのauthorshipをご検討いただく必要があります。
試料調製
試料前処理の調査・条件検討は共同で実施しますが、試料前処理の委託はお受けできません。試料の準備は、全て利用者様の責任で行うようにお願いします。
利用条件の比較
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通常利用(測定代行)
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課題解決・共同研究型利用
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トライアル測定
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有償
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無償若しくは割引
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利用料金
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必要
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必要
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測定条件検討
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なし
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あり
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謝辞記載について
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担当スタッフのauthorship検討について
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不要
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必要
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依頼測定利用時の試料の送付について
試料は直接持ち込んでいただく場合と、宅配便等で送付いただく場合の両方に対応しております。
本学宛に試料を宅配便等で送付いただく際は、発払いでお送りください。
本学から試料を宅配便等で返却する際は、着払いでの対応のみとなります。
問い合わせ先
お問い合わせフォーム https://www.tech.thers.ac.jp/inquiry/
メールアドレス cfa[at]tech.thers.ac.jp ([at]を@に変えてお使いください)