装置概要
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導入年度
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2022年
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メーカー
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GBC Scientific Equipment
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型式
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OptiMass9600
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構成
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試料導入系
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ペリスタルティックポンプシステム、ガラス製ネブライザー、ガラスサイクロン型スプレーチャンバー、
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オートサンプラー
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イオン化系
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ICPイオン化法 固定式 27.12 MHz、RF電源、石英製トーチ
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質量分離系
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サンプリングコーン、スキマーコーン、イオン干渉除去用オクタポールコリジョンセル(水素ガス導入)、
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スマートゲートシステム搭載(不要イオンの選択除去、GBC独自技術)
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質量分析系
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リフレクトロン型直行加速飛行時間型質量分析システム
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真空排気系
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ロータリーポンプ1台、ターボ分子ポンプ3台
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装置仕様(GBC公称値)
- 測定範囲 : 質量数 1~260 の全元素同時測定
- 分解能 : 600 (5Li測定時) ~ 2000 (238U測定時)
- ダイナミックレンジ : 107 以上 (検量線の相関関数: r >0.999)
- バックグラウンド : 1 ~ 3 cps /mass 以下
- 検出限界
<1 ng/L (V, Mn, Co, Rb, Sr, Sr, Y, Zr, Nb, Rh, Ag, In, Sc, Ba, Ce, Tb, Ho, Ta, Pb, Bi, U)
<10 ng/L (Li, Mg, Al, Ti, Cu, Ga, Mo, Pr, Nd, Re, Pt, Au)
測定
依頼測定のみに対応(直接利用不可)
測定事例
利用料金
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特定部局料金 ¥7,600 / hour
東海国立大学機構内の特定部局の方が当センターへ分析を依頼される場合を対象とした料金です。
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機構内料金 ¥9,500 / hour
東海国立大学機構内の組織(岐阜大学・名古屋大学)の方が当センターへ分析を依頼される場合を対象とした料金です。
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機構外料金 ¥30,200 + 技術料 / hour
民間企業等の方が当センターへ分析を依頼される場合の利用料金です。
サンプル測定の条件等に応じて測定に要するコスト(機器稼働時間・溶媒等の消耗品使用量)が変わるため、1サンプルごとの測定料金ではなく、1時間ごとの測定料金を設定しています。ご利用の際は、以下の「利用方式」に基づいた料金の見積をお出しいたします。
利用方式
通常利用(測定代行)
測定条件
液体クロマトグラフの分離条件(測定に使用するカラム・溶媒・グラジエント・サンプル導入量等)と、質量分析装置の測定条件(測定質量範囲・MS/MS条件等)を詳細にご指定いただき、その条件に基づいて測定を行います。
データ解析
データの解析は、全て利用者様で行っていただきます。(濃度測定依頼を除く) 担当スタッフによるデータ解析を希望される場合は、別途料金を申し受けます。
有償トライアル測定
測定が困難若しくは測定事例が少ない試料の場合は、試料の測定可否を判断するトライアル測定を実施します。発注いただく場合やトライアル測定のデータをご利用になる場合は、トライアル測定のコストを見積に含めさせていただきます。
謝辞記載
得られた結果を論文・紀要等に掲載する際は、謝辞に記載いただくようにお願いします。謝辞例文はこちらをご参照ください。
データ異常時の対応
サンプルの成分に起因しない機器のトラブルやサンプルの取扱いの誤りによって必要な測定ができなかった場合、無償で再測定いたします。それらの不備が無い場合は、測定の成否に関わらず料金をお支払いいただきます。
課題解決・共同研究型利用
試料調製条件・測定条件・データ解析等
測定を検討されている試料のご依頼いただいた試料の前処理方法(抽出・精製等)や、最適な測定条件について、トライアル測定等を行い利用者様と担当スタッフがディスカッションをしながら、共同で文献調査、データ解析、論文の実験項執筆等を行う形式の利用です。
トライアル測定・測定条件検討
トライアル測定に加え、最適な測定条件を探索するための条件検討を無償若しくは割引料金で実施します。
測定前後のサポート
測定が成功する、若しくは、より最適な委託先をご紹介する等、可能な限り実験が一段落するまで研究支援します。
謝辞記載・authorship検討
謝辞記載に加え、貢献度に応じて、共同研究を担当したスタッフのauthorshipをご検討いただく必要があります。
試料調製
試料前処理の調査・条件検討は共同で実施しますが、試料前処理の委託はお受けできません。試料の準備は、全て利用者様の責任で行うようにお願いします。
利用条件の比較
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通常利用(測定代行)
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課題解決・共同研究型利用
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トライアル測定
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有償
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無償若しくは割引
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利用料金
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必要
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必要
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測定条件検討
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なし
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あり
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謝辞記載について
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担当スタッフのauthorship検討について
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不要
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必要
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試料の送付について
試料は直接持ち込んでいただく場合と、宅配便等で送付いただく場合の両方に対応しております。
本学宛に試料を宅配便等で送付いただく際は、発払いでお送りください。
本学から試料を宅配便等で返却する際は、着払いでの対応のみとなります。
問い合わせ先
お問い合わせフォーム https://www.tech.thers.ac.jp/inquiry/
メールアドレス cfa[at]tech.thers.ac.jp ([at]を@に変えてお使いください)